防災対策で「共助」とは「みんなで命を守ること。」
具体的にどんなことをすればよいか?
「共助」の防災対策セルフチェック10の対策について
防災対策として「小規模修繕工事」を行いましょう。
国土交通省では、建築基準法に基づき、マンションの改修・建替え等についての詳細を
記載したガイドラインを公開しています。
(参照:国土交通省|マンションの改修・建替え等について)
http://www.mlit.go.jp/common/000028135.pdf
修繕箇所は
1. 外壁塗装工事
2. 鉄部等塗装工事
3. 屋上防水工事
4. 給水管工事
5. 排水管工事
何故小規模修繕工事が防災対策なの?
通常、マンションは15~18年ごとに大規模修繕工事を繰り返しております。
しかし、15~18年の間に地震や風水害が発生し、建物の外壁や設備などに被害が
発生しております。
つまり、15~18年の期間、放置状態となります。
そのため、建物などの劣化がすすんでしまいます。
「小規模修繕工事」は、建築基準法第12条「特殊建築物の法定建築設備点検」と
併せて修繕工事を行うことで建物の劣化を防ぎます。
メリットは?
1.費用が安い→法定建築設備点検時に工事見積もりができます。
2.法定建築設備点検および工事関係の記録がクラウドに保管されます。
3.無足場工法も併用しますので最小限の足場工事です。快適な生活環境が保たれます。
4.小規模マンションや店舗付きマンションに最適です。
5長期修繕計画として.築年数40年以上のマンションに最適です。
6.建て替えまでの延命策として建物の長寿命化が図れます。
マンション建物「小規模修繕工事」に含まれる工事
外壁補修 鉄部塗装 ベランダおよび屋上防水
追加オプション工事
エレベーター、雑排水清掃、配管取り替え、設備の更新、玄関改修、消火設備、
既存不適格関連工事など
当協会は、防災対策として「小規模修繕工事」をすすめております。
防災用品アドバイザー通信バックナンバーは http://bousai-youhin.org/ 「お知らせ」
NPO法人防災用品アドバイザー協会は「命を守る備え」の普及・啓発をすすめております。